砂川ゼミの卒業生の取り組みが「風の便り」で紹介されました。

沖女

2012年06月28日 10:27

 児童教育学科の砂川先生のゼミは、東日本大震災で被災された方々への支援を行っています。

 昨年度は、ラジオ沖縄主催の避難者向けの交流会や糸満道の駅主催の東北物産展などでボランティアとしてお手伝いをしたり、福島県人会主催の避難された方との交流会では特に子どもたちと交流を深めてきました。また、学内では被災地へ送るためにベルマークを集めたり、沖縄大学地域研究所主催のかりゆしウェアを送る企画のお手伝いをしてきました。


今年の3月、かりゆしウェアをリメイクする砂川ゼミの皆さんの姿が。



あれからリメイクされたかりゆしウェアはどうなったのでしょうか。

今日は、そのリメイクされたかりゆしウェアが被災地でどのように送られたのか「風の便りWEB~よりそい・情報支援ボランティア沖縄」(稲垣暁氏)で紹介していただいたので、みなさんにもお届けします


(「風の便りWEB~よりそい・情報支援ボランティア沖縄」 http://okitiki.ti-da.net/e3965583.htmlより抜粋)

沖女の学生たちは、傷みが激しくて送るのにふさわしくないかりゆしを、裁縫の技術を駆使して子ども用のおもちゃや工夫をこらしたエプロンなどに改造してくれました。みな児童教育学科の学生で、被災地の子どもたちを思いながら制作してくれました。3月に大槌町を訪れたとき、おさなご保育園にプレゼントしました。80歳を超えてがんばっておられる園長先生に喜んでいただきました。



かりゆしウエアを改造して「エプロンシアター」(エプロンの上でお話しを展開させるもの)や「日替わりカレンダー」などを制作した、沖縄女子短期大学児童教育学科のメンバー





沖女の学生たちが「難モノかりゆし」を改造して作ったクマのぬいぐるみ



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このかりゆしウェアを被災地に送ろうという企画は、昨年6月にスタートして、県内各地から集まったかりゆしウエアは合計850着にもおよぶようです。ただ、250着はいたみがひどく送ることができなかったそうです。「送れなかった「難モノ」250着を、沖女の先生や学生さんたちにリメイキングの技術を教わって、新しいものに生まれ変わらせることも考えている」と主催された稲垣さんは書かれていました。




今、私たちに何ができるか。
東日本大震災から一年あまり経過した今・・・改めて考える。
皆さんが沖女で学んだ保育に関することを活かした一年前とは違う支援。
「今、私に何ができるか」
改めて考えてみてはいかがでしょうか。


砂川ゼミでは、今年度も引き続き、ベルマークの収集をおこなっています。学内にベルマーク箱を見つけたら、協力よろしくお願いします

  

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